1997年から運転している展望列車「きらら」。新緑や紅葉のシーズンには、この列車を目的に訪れる観光客も多い。
　出町柳を出発した列車は京都の奥座敷・貴船、牛若丸が幼少時代を過ごしたという鞍馬寺がある鞍馬駅をめざす。見どころは出町柳駅を出発して約20分、市原駅から二ノ瀬駅間の通称「もみじのトンネル」。春は新芽が芽吹く5月中旬に撮影。「青もみじトンネル」では初々しい新緑がきらびやかで美しい。紅葉は、もみじが様々な色づきを見せ始め、季節が深まりゆく11月中旬に撮影。幾重にも重なり間近に迫りくる紅葉のグラデーションを楽しむ事ができる。
　夜の展望映像では、ライトアップした青もみじの清涼感に癒され、秋の展望では夜空を彩り美しく輝く紅葉が幻想的な雰囲気を醸し出している。