2022年に運行開始から30周年を迎えた東海道・山陽新幹線の速達列車「のぞみ」。最高速度は300km/h、東京～新大阪・博多を高速で結び、その活躍はまさに鉄道の発展を象徴している。 1992年3月14日に登場し、初代「のぞみ」として活躍した300系。世界一のスピードを誇った500系。現在の新幹線技術の土台となった700系。高速化のほか安全性・快適性なども向上させたN700系やN700A。そして、2020年に登場した最新のN700S。
本作では、「のぞみ」の車両の変遷を中心に走行シーン・形式・車内・出発式・ラストランの様子などを収録。さらに、高速鉄道技術の進歩を築き上げた「リニア・鉄道館」の展示車両たちも紹介。当初は、朝と夜の2往復のみの運転だった「のぞみ」も、現在では毎時最大12本まで増加。時代とともに大きな発展と進化を遂げた「のぞみ」の30年を貴重な映像で振り返る。