首都圏新都市鉄道 つくばエクスプレス線は、2005年8月に開業。秋葉原とつくばを58.3kmで結ぶ。全線に渡りトンネル・高架橋・橋梁等により、踏切のない完全立体交差を実現。最高速度は130km/hを誇る。
　乗車したのは首都圏新都市鉄道の新型車両TX-3000系。開業時から活躍するTX-2000系に倣った交直流通勤形で守谷以北の交流電化区間も走ることができる。地下駅のつくばを出たTX-3000系は間もなくしてつくばトンネルを抜け、高架・掘割区間を走る。守谷手前で交直切替を行い総合基地の入出庫線が右手側より合流。守谷を過ぎ利根川を渡ると千葉県へ。流山おおたかの森では東武鉄道アーバンパークライン(野田線)と接続。都心へ近づくにつれ沿線は高層マンションが立ち並び、つくばエクスプレス線と共に発展してきた街並みを通り抜ける。六町で東京都に入り荒川を渡ると北千住。ここからは都心ならではの他路線との並走や交差を一瞬ではあるが豪華に見ることができる。その後、秋葉原トンネルへ潜り込み終点秋葉原へ到着。
　復路は種別を快速に変え、つくばまでを最速の
45分で折り返す。