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東海道本線掛川と新所原を浜名湖の北岸を経由して結ぶ第三セクター天竜浜名湖鉄道。全線67.7km、非電化の路線で軽快気動車によって運転されている。もとは国鉄二俣線として、戦時に海岸線に近い東海道本線が不通となった場合でも迂回可能なバイパス線として建設された特殊な経緯を持つ。天浜線の愛称で親しまれており、駅舎に多くの店舗が入居、36もの鉄道施設が文化財登録されるなどファンにとってもおなじみの路線だ。 JRとは別の駅舎を持つ天浜線掛川駅から出発、市街地がとぎれると穏やかな里山の田園風景の中を走る。小川を渡り、短いトンネルを抜け、茶畑をかすめ、小さな駅に停車しつつ西へ向かう。古風な車両基地がある天竜二俣駅を過ぎると天竜川を渡り遠州鉄道が接続する西鹿島へ。尾奈までは浜松市内だ。金指での奥山線跡も見どころ。ちらりと奥浜名湖の湖面を見て湖西市に入ると再び東海道本線と合流し終点の新所原駅に到着する。
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東海道本線掛川と新所原を浜名湖の北岸を経由して結ぶ第三セクター天竜浜名湖鉄道。全線67.7km、非電化の路線で軽快気動車によって運転されている。もとは国鉄二俣線として、戦時に海岸線に近い東海道本線が不通となった場合でも迂回可能なバイパス線として建設された特殊な経緯を持つ。天浜線の愛称で親しまれており、駅舎に多くの店舗が入居、36もの鉄道施設が文化財登録されるなどファンにとってもおなじみの路線だ。
JRとは別の駅舎を持つ天浜線掛川駅から出発、市街地がとぎれると穏やかな里山の田園風景の中を走る。小川を渡り、短いトンネルを抜け、茶畑をかすめ、小さな駅に停車しつつ西へ向かう。古風な車両基地がある天竜二俣駅を過ぎると天竜川を渡り遠州鉄道が接続する西鹿島へ。尾奈までは浜松市内だ。金指での奥山線跡も見どころ。ちらりと奥浜名湖の湖面を見て湖西市に入ると再び東海道本線と合流し終点の新所原駅に到着する。