2015年春、惜しまれつつも運用廃止。日本一の長距離旅客列車・寝台特急トワイライトエクスプレスは、記憶に残したい豪華寝台特急のひとつである。この列車は青函トンネル開通の翌年、1989年7月から運転を開始。内装の豪華さや約1,500kmに及ぶ日本一長い距離を走る旅客列車として、一世を風靡してきた。
札幌を発車した8002レは、敦賀で機関車を交替。ここから大阪までの2時間の距離を展望する。紅葉が美しい鳩原ループをのぼり近江塩津を通過、湖西線を走る。電気機関車の中でも名機と謳われるEF81の操作音やすれ違う列車、琵琶湖の風景などが楽しめる。東海道本線では、8001レのトワイライトともすれ違いながら大阪を目指す。

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