2022年9月23日。整備計画から約半世紀、ついに開業の日を迎える西九州新幹線。

【第1章 オープニング】1973年に決定された新幹線の整備計画。いわゆる整備新幹線。その中のひとつである西九州新幹線が、「かもめ」の名を受け継ぎ走りだした。
【第2章 かもめの軌跡】「かもめ」という列車名は、1937年に登場する。東京と神戸を結ぶ特急列車であった。その後、かもめは２度の廃止を経験。その度に復活を果たし、現代まで受け継がれてきた。そして、新幹線車両に生まれ変わったかもめが登場する。
【第3章 新幹線車両輸送】N700S 8000番代が製造された、山口県下松市の日立製作所笠戸事業所から、長崎県川棚港まで行われた海上輸送と、川棚港から大村車両基地までの陸送の様子を収録。かもめの車両輸送を追いかける。
【第4章 車内紹介】2022年3月19日。大村車両基地の完成記念式典が行われた。同日、西九州新幹線かもめの車内公開も併催された。外観だけでなく内装まで「JR九州」に染まったN700Sを紹介する。
【第5章 開業区間紹介】西九州新幹線に開業した5つの駅と1つの車両基地。各地域の特色を生かした駅作りが行われている。開業前に撮影した映像を用いて丁寧に紹介する。
【第6章 新幹線試験走行】2022年5月に行われた初めての本線試験走行。併せて開催された歓迎イベントの様子を紹介。この日を境に始まった速度向上試験の様子も収録。
【第7章 西九州新幹線かもめ走る】新幹線の開業に伴い、大きく変化する西九州エリアの鉄道事情。変わりゆく西九州エリアの様子を紹介しつつクライマックスを迎える。