近畿・東海二府三県に路線網を拡げる近畿日本鉄道。湯の山線はその路線網のひとつで、近鉄四日市駅から湯の山温泉駅を結ぶ距離15.4キロの路線である。かつては、「湯の山特急」が近鉄名古屋駅・難波駅から直通運転されていたが、現在は夏期に「湯の山温泉サマーライナー」という愛称を持つ近鉄名古屋駅～湯の山温泉駅間の特急が1往復臨時運行されている。使用車両は近鉄が誇る主力汎用特急車22600系Aceの2両編成。

近鉄名古屋駅を出発し名古屋線を西へ。途中桑名駅で停車し、近鉄四日市駅に到着後、進行方向を換え湯の山線へと進む。同線内はノンストップで湯の山温泉駅に到着する。約６時間近い間合いの後、再び名古屋へ向け出発する。下り方展望映像には、富吉車庫～近鉄名古屋駅の回送シーンも収録。

また、国内では希少なナローゲージ線、内部・八王子線の前面展望も収録！！近鉄四日市駅～内部駅間5.7キロ、西日野駅～近鉄四日市駅間3.1キロにわたり乗車、数少なくなった特殊狭軌線の紹介となる。