通称『嵐電』こと京福電気鉄道は、嵐山本線と北野線の二つの路線があり、通常は路面電車タイプの車両が1両で、オンシーズンには2両連結で走る、歴史ある古都にマッチした軌道線。専用軌道区間に加え、路面を走る併用軌道区間があるのも特徴。
　今回は通常、保線や救援に使用されている電動貨車・モト1000形1001を貸切り、四条大宮から嵐山までの嵐山本線を往復する前面展望を撮影。かつての電車に多く採用されていたツリカケモーターの豪快な駆動音を96kHz24bitのハイレゾサラウンドで録音。さらに、貴重な日中の時間帯の本線走行シーンを収録。普段なかなか見ることのできない非営業車のモト1000形ならではの魅力を堪能。
　映像特典には、西院車庫にてモト1000形1001の車両形式紹介を収録。加えて西院車庫〜四条大宮の往復回送展望では、四条大宮方・嵐山方の他に運転室や荷台などにもカメラを取り付け、マルチアングル展望として収録。多角的な目線と臨場感抜群の音声で嵐山本線の魅力を心ゆくまで楽しむ。