通称「嵐電」こと京福電気鉄道の嵐山本線と北野線。通常は路面電車タイプの車両が1両で、オンシーズンには2両連結で歴史ある古都を行く軌道線だ。
専用軌道区間に加え、路面を走る併用軌道区間があるのも特徴。今回は観光客で賑わう桜のシーズンに嵐山本線・北野線の往復を営業列車で撮影。
　嵐山本線の嵐山駅では、美しい京友禅のポールが立ち並ぶ「キモノフォレスト」、北野線の鳴滝～宇多野では線路両脇におよそ70本もの桜が咲き誇る「桜のトンネル」が風情ある京都の旅を彩る。
　さらに、京福電気鉄道が運営する叡山ケーブル（鋼索線）と接続する叡山ロープウェイ（架空索道）を秋のシーズンに往復で撮影。美しい紅葉に染まった山々や眼下に広がる京都の街並みを眺めながら比叡山を回遊する。
　映像特典には、夜間にライトアップされる桜のトンネルと嵐山駅の様子を収録。古都を行く季節の美と京福電気鉄道の魅力を堪能する。