2019年の台風19号で被災し運休となった箱根登山鉄道の箱根湯本～強羅。ついに、2020年7月に全線運転を再開した。全線復旧となった箱根湯本～強羅に加え、小田原～箱根湯本・鋼索線(箱根登山ケーブルカー)を紹介。 　まずは小田急の1000形車両で小田原から箱根湯本へ。箱根湯本でアレグラ号に乗り換え。80パーミルの急勾配を登っていき、スイッチバックを経て強羅へ。スイッチバックでは常に前面となるようカメラを切り替えている。強羅からは鋼索線に乗り換え。2020年3月に導入した新型ケーブルカーで早雲山へ。路線の両サイドにはあじさいが咲き誇る。早雲山到着後は、箱根ロープウェイから見る大涌谷の風景や芦ノ湖の箱根観光船など、箱根ならではの観光スポットを紹介。復路は早雲山から小田原まで同じルートで戻っていく。
　さらに、復旧の約1ヶ月前に試運転列車で撮影した展望映像を特別収録。本路線の代名詞とも言えるあじさいが咲くタイミングを狙い、箱根湯本から宮ノ下手前までの往復を撮影。乗車したモハ2形2両編成のうちの1両、109号は2021年3月21日で引退したため、今となっては見ることができない貴重な映像記録となった。