さようなら久大本線の客車列車 DVD-BOX
かつては日本中で見られた普通客車列車。その姿を最後まで保ち続けたのが、久大本線と筑豊本線でした。特に久大本線は最終期でも1日12本が運行され、風光明媚な山里で、まさに客車列車王国として君臨していましたが、平成11(1999)年12月、ひっそりと姿を消しました。
このDVD-BOXは、久大本線の客車列車の姿を永久に留めるために、全線の展望映像と、一日の列車の様子や客車の旅情を綴った客車旅情で構成しました。もう見る事が出来ない客車列車の姿を、皆さんの記憶とともに大切に保存していただきたい永久保存版映像です。
■さようなら久大本線の客車列車(1)運転展望編 鳥栖~日田間
鳥栖駅を発車した列車は鹿児島本線を南下。久留米駅を過ぎると、久大本線へ入る。耳納連山と筑後川に挟まれた平野を東へ向けて走り、日田駅に到着する。
平成11年10月8日撮影
1823レDE10運転席右窓より撮影
■さようなら久大本線の客車列車(2)運転展望編 日田~由布院間
日田を発車した列車は山間部に入る。筑後川の上流・玖珠川を幾度も渡り、上り勾配をエンジン音をうならせながら走る。水分トンネルを抜けると一気に下り、由布院駅に到着。
平成11年11月30日撮影
1823レDE10運転席右窓より撮影
■さようなら久大本線の客車列車(3)運転展望編 由布院~大分間
由布院駅からは列車番号が変わり、終点の大分駅を目指す。列車は大分川に沿って下り勾配を走り抜けていく。賀来駅から平坦となり、市街地へ入り大分駅に到着する。
平成11年11月30日撮影
4825レDE10運転席右窓より撮影
■さようなら久大本線の客車列車(4)客車旅情編
早朝から夜までの一日の客車列車の流れを追いながら、ほぼ全列車を紹介。また12系や50系客車に乗車して風光明媚な久大本線の客車旅の魅力に迫る。さよなら式典、最終列車も収録。さらに、特別収録として夜の客車内の音(天ケ瀬-豊後中川間オハ1288客席)を収録、客車旅の醍醐味を味わうことが出来ます。
平成11年12月で廃止となった久大本線の客車列車の貴重な展望映像とその軌跡を収録。鳥栖~大分間の展望(1)~(3)と、走行や最終日の様子を収録した旅情編をプラスした4枚セットのDVD-BOX!
※(4)客車旅情編は展望ではありません。