レイルリポート111号
■奥出雲おろち号の旅
1998年4月、風光明媚な木次線での運転を開始したトロッコ列車『奥出雲おろち号』。12系客車を改造したトロッコ客車と控車をディーゼル機関車DE15が牽引・推進する観光列車で、運転開始からまる10年を迎え一般にも浸透している。木次から備後落合までの8421レに乗車し、その魅力を紹介。楽しい走行シーン、前面展望、駅や車内でのソバや弁当の販売、出雲坂根の三段式スイッチバックなど。2008年5月取材。
■NEWS REPORT
*札幌市交通局 2008市電フェスティバル開催
2008年8月31日に軌道線の電車事業所で開催されたイベントの模様。
*鹿島臨海鉄道7000形運転
2008年8月1日〜20日に7000形『マリンライナーはまなす』を大洗〜水戸の定期列車に充当。
*総武流山電鉄から流鉄へ
2008年8月1日から流鉄と社名を変更、路線名も流山線に変更。
*伊豆急行200系運転
定期運用から外れている200系を2008年7月26日〜8月17日に臨時列車『ビーチトレイン号』として運転。
*名鉄7000系乗車イベント開催
2008年7月20日、鉄道友の会名古屋支部主催による名鉄7000系の団体臨時列車を運転。
*京阪中之島線 開業準備
2008年10月19日に開業した京阪中之島線。工事の様子・新型車両3000系・在来車の塗装変更の様子など。
*JR境線 一部線路付け替え
2008年6月15日、米子空港の滑走路延長計画に伴い、旧大篠津駅付近の線路を大幅にルート変更。
*さよなら0系新幹線
2008年11月に引退する0系新幹線。『こだま』に乗車しての様子を紹介し引退を惜しむ。
■今なぜ国鉄色なのか? 各地の急行形気動車たち
国鉄がJRとなって21年、国鉄時代から走り続けている車両は急速に減っているが、現役の車両にはかつての塗装に戻して運転しているものも多く、各地で人気となっている。
2008年2月に復活したJR東日本のキハ58系修学旅行色は、黄色5号と朱色3号の塗装となったキハ58 414+キハ28 2174の2両。4月からは仙台〜新庄の臨時快速『おもいでの湯けむり号』として新緑の陸羽東線を快走した。
JR西日本・岡山電車区気動車センターに所属する国鉄急行色のキハ58 563+キハ28 2329は、おいでませ山口デスティネーションキャンペーンに合わせ7月〜9月にかけての週末に『おいでませ山口号』として厚狭〜仙崎で運転された。
JR四国では1500形2次車導入によって玉突き余剰となったキハ58系・キハ65形を2008年10月15日に定期運用から引退させた。予讃線・土讃線での最後の夏の様子を見る。どこの路線においてもファンを沿線に集めるこれら急行形気動車の魅力を紹介する。
■おいでませ山口DC開催 熱い夏のSLやまぐち号
運転開始から29年が経過したSLやまぐち号。2008年7〜9月には山口県で開催された『おいでませ山口デスティネーションキャンペーン』に合わせ、C571+レトロ客車の通常の編成によるSLやまぐち号だけでなく、C56160との重連+マイテ49 2連結、C56+12系2連での『SLやまぐちDC号』、C56+C57+サロンカーなにわの『SLやまぐちDX号』など多くのバリエーションでの運転が実施された。殊に8月は毎日いずれかのSL列車が走り、沿線は連日ファンで賑わった。HOTな山口線沿線から、夏の蒸機の様子をリポートする。
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レイルリポート107号から112号までのジャケット裏面左下の応募券6枚を集めてお送り下さった方に、ディスク6枚を収納できる特製ケース(専用ジャケット・解説書付)をプレゼント致します。
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