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●SLやまぐち号  運転30周年！

1979年の運転開始から30周年を迎えたSLやまぐち号。7月27日夜には津和野駅転車台で集煙装置を外したC571をライトアップした『津和野SLプレミアムナイト』を開催。8月1日には『SLやまぐち30周年号』として通常の12系客車5両を牽引。復路はC57・C56のプッシュプル運転を行った。さらには9月20日・21日に『SLやまぐちゆうゆう』号として岡山電車区のジョイフルトレイン『ユウユウサロン岡山』を牽引した。いずれも沿線や駅は大盛況。30年を経て、いまだ衰えを知らぬSLやまぐち号の人気を探る。

●NEWS REPORT

・ひたちなか海浜鉄道  キハ22 3さよなら運転

7月26日に引退した、もと羽幌炭礦鉄道の気動車。

・富士急行『富士登山電車』運転開始

1205編成をリニューアルした観光列車。

・おわら風の盆2009

キハ58系・65系・181系が大活躍する、おわら風の盆の臨時列車の様子。

・ミキ300形 その後

廃止後、各地に散った三木鉄道の気動車の現在の様子。

●保存鉄道列伝  第2回  赤沢森林鉄道

長野県上松町で木曽森林鉄道の復元運転を実施している赤沢森林鉄道。北陸重機工業製のディーゼル機関車がオープン客車を牽引し、赤沢から丸山渡までの1.1キロをのんびり往復する。清冽な渓流に沿って檜の香り漂う山中をゆく走行シーン、楽しい車内、駅での車両の入換のほか、運休日に行われるメンテナンスの様子など。森林鉄道記念館に保存されているボールドウィン製の1号SLや、C4型ディーゼル機なども紹介。

● よみがえる総天然色の列車たち

宮内明朗氏によるカラー8mmフィルム映像の世界

昭和30〜40年代の貴重な鉄道の映像を紹介した、宮内明朗氏によるカラーフィルム作品『よみがえる総天然色の列車たち』の発刊記念スピンオフ企画。作品の概要紹介に加え、あまりに膨大な量のために作品では仕方なくカットした、東日本の蒸気機関車の未使用映像を収録した。さらには今回特別に、作品では取り上げなかった、東日本地域を含む私鉄の映像を多数収録。北海道拓殖鉄道・夕張鉄道の気動車、花巻電鉄、栗原電鉄、仙北鉄道、福島交通飯坂東線、茨城交通湊線・水浜線、銚子電気鉄道、都電14・16・19・24・29系統、岳南鉄道、遠州鉄道奥山線、神岡軌道、豊橋鉄道田口線、名古屋市交通局、名鉄なまず・パノラマカー、名鉄岩倉支線・一宮線・瀬戸線・広見線・岐阜市内線、三重電気鉄道松阪線と、その内容は多岐にわたる。かつて鉄道が輸送の最前線だった頃を物語る貴重なカラー動画を総天然色で堪能！