走り去った寝台特急たち2 「北陸」「能登」「富士・はやぶさ」「なは・あかつき」「銀河」
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品番:DW-4325 本体価格3,800円+税
ドルビーデジタル 本編137分+特典14分
2010年5月21日発売
かつて隆盛を誇ったブルートレイン。上り列車は地方の訛りとともに東京や大阪をめざし、下り列車は賑わう街の雰囲気を郷里に届けてくれた。その青い車体を見るとき、人は都会への憧れ、あるいはふるさとへの郷愁を感じずにはいられない、そんな特別な存在であったのだ。しかし航空網や高速道路、新幹線の充実によって、次第に寝台特急は皆の憧れのスターではなくなっていった。近年はとみにその傾向が顕著となってダイヤ改正ごとにその数が減ってゆき、ついには九州でその姿を見ることができなくなった。かつての姿を知る者にとっては寂しい限りだが、時代の流れだと片付けたくはないものだ。
この作品は、レイルリポート120号までで紹介した、近年廃止された寝台特急・夜行急行などの映像をまとめ、その最後の姿を永久に遺すための総集編である。
●九州ブルトレは生き残れるか?(RR103より)
すでに東京発着便『富士・はやぶさ』と京都発着便『なは・あかつき』だけとなった九州ブルートレイン。JRが発足して20年、国鉄時代のままの車両で運転されるブルートレインに未来はあるのだろうか。
●さらば流星たち まもなく廃止 寝台特急『なは・あかつき』/寝台急行『銀河』(RR107より)
2008年3月15日のダイヤ改正でブルートレイン11往復のうち5往復が廃止となった。中でも寝台特急『なは・あかつき』、寝台急行『銀河』は列車名とともに消滅する。鳥栖駅での併結の様子をはじめ最後の姿をリポート。
●流星たちよ永遠に 寝台特急『なは・あかつき』/寝台急行『銀河』(RR108より)
2008年3月15日のダイヤ改正で、列車名とともに廃止となった『なは』『あかつき』『銀河』の最終列車の発車風景を収録。また廃止を前にした3月1日に運転された『さよならあかつき』号に密着し、EF76の展望映像を交え、惜しまれながらも引退してゆくブルートレインの様子をリポート。
●カウントダウン寝台特急『富士・はやぶさ』〜九州ブルトレ終焉間近〜(RR113より)
東京と九州を結ぶ寝台特急『富士・はやぶさ』が2009年3月14日のダイヤ改正で廃止となった。門司港駅での機関車付け替えや分割の一部始終、走行中の車内の様子など、九州ブルトレ最期の風景を詩情豊かに綴る。
●永遠への旅立ち 寝台特急『富士・はやぶさ』〜九州ブルトレついに消滅〜(RR114より)
2009年3月14日 半世紀にわたって走り続けてきた九州ブルトレ最期の『富士』『はやぶさ』がついに廃止となった。栄光の列車たちの過去と熊本駅・大分駅での上り最終列車の姿を追う。
●寝台特急北陸・急行能登 廃止決定!(RR119より)
2010年3月13日のJRダイヤ改正において、上野〜金沢間の2本の夜行列車、寝台特急『北陸』の廃止と夜行急行『能登』の臨時化が決定した。14系客車・碓氷峠経由・白山色489系時代の能登、12連時代の北陸など、かつての活躍シーンを振り返りつつ『北陸』『能登』の変遷を見る。
●2010年3月13日 JRダイヤ改正(RR120より)
2010年3月13日、惜しまれつつも引退した『北陸』と『能登』。金沢での最終日の勇姿をドキュメント形式で紹介。金沢駅では両列車がホームに並び、大勢のファンに見送られて最終列車は発車してゆく...。
■映像特典
ビコム映像ライブラリー
EF81牽引 寝台特急『北斗星』『カシオペア』走行シーン