日本の鉄道 〜昭和35年から昭和37年の中部地方〜その1

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品番:DR-4843 本体価格3,800円+税

ドルビーデジタル 76分

2010年11月21日発売

 


〜鉄道と共に力強く生きる昭和日本の原風景〜

 

日本のテレビ草創期に制作された鉄道旅番組「日本の鉄道」。昭和35年から2年間、東海テレビは東海地区をはじめ北陸・甲信越の鉄道24路線を撮影。鉄道だけでなく庶民の生活も、当時としては珍しい空撮や水中撮影などを交え生き生きと描写。テレビ局ならではの迫力の映像で、戦後日本の高度経済成長と、それを支えた鉄道の力強い姿が描かれていたこの番組を、列車走行シーンを中心に軽快なジャズミュージックにのせて再編集。
本DVDは第1弾として13路線(1年間放送分)を収録。鉄道と共にあった昭和日本の原風景がここに蘇る。

 

 

登場路線

 

1、中央西線 「木曽谷の秋」 昭和35年11月放送

木曽川沿いをトンネルを抜けながら走る。中津川駅ホームのそばを食べ、上松駅には伐採材木が森林鉄道で運ばれてくる。

 

2、飯田線「ひらけゆく天竜峡」 昭和35年12月放送

天竜川沿いを南アルプスを眺めて走る。飯田駅から天竜川下りへ。完成して間もない佐久間ダムの湖畔を走る。

 

3、大糸線 「スキーブームにわく白馬山麓」 昭和35年12月放送

スキーヤーで満員の列車内。雪景色を眺めながら走る。ボンネットバスの後部にスキー板を積みスキー場へ。

 

4、越美南線 「雪の奥美濃をゆく」 昭和36年1月放送

田園を走る列車を空撮。美濃立花駅では主婦が駅員代行。水害で不通となった区間をバスで代行。郡上八幡から雪の美濃白鳥へ。

 

5、身延線 「春を待つ富士山麓」 昭和36年2月放送

田園風景の中、富士山を望みながら走る。甲斐常盤駅からバスで本栖湖へ。ワカサギ釣りをする人々。河口湖に映る逆さ富士。

 

6、二俣線 「奥浜名をいく」 昭和36年3月放送

浜名湖畔を走る。浜名湖では和船で伝統のタタキ網漁。気賀では特産の畳表を作る。姫街道沿いに茶畑が広がる。

 

7、北陸本線 「雪解けの北陸路」 昭和36年4月放送

砺波平野の散居集落の中を走る。金沢駅、そして加賀温泉駅へ。北陸トンネルの工事が急ピッチで進む。

 

8、高山本線 「新緑の渓谷をゆく」 昭和36年5月放送

飛騨川沿いを走る列車を空撮。いくつものトンネルを抜けて下呂駅へ。旅館の旗が大勢の観光客を迎え、高山では朝市が開かれていた。

 

9、七尾線 「奥能登を行く」 昭和36年6月放送

田園の中をまっすぐ延びるレールを走る。やがて七尾湾を眺め、七尾線と能登線の分岐点、穴水で同時に二つの列車が分かれていく。

 

10、篠ノ井線 「信濃路の旅愁」 昭和36年7月放送

安曇野を望みながら山間を走り抜けるSL.。山村では牛車がゆったりと歩む。姨捨では千曲川と田園を眺めながら山の中腹を走る。

 

11、小浜線 「夏の若狭路をゆく」 昭和36年8月放送

敦賀駅を出発し若狭湾を眺めながら走るSL列車。三方五湖や海水浴場をめぐり、東舞鶴で荒廃したシベリア抑留者引揚げ施設を見る。

 

12、飯山線 「高原の初秋」 昭和36年9月放送

ゆっくりと動き出すSLの車輪。勢いよく燃えるボイラーの火。列車の屋根から撮影した迫力の映像。信濃川沿いを走る。

 

13、御殿場線 「忘れられた旧本線」 昭和36年10月放送

かつて東海道本線であった名残を残す。25度の上り勾配を走るSL.。御殿場駅には自衛隊の特殊車両も鉄道で運ばれてきた。

 

 

 

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※おことわり
この作品は古いフィルムを元に製作している為、映像が一部乱れる箇所があります。また、ナレーションは入っておりません。

著作・制作・企画・発売/東海テレビ
製作・販売/ビコム