肥薩おれんじ鉄道
肥薩おれんじ鉄道は2004年、九州新幹線の開業と同時に鹿児島本線八代~川内を第三セクター化して誕生した。旅客列車はすべて気動車での運転だが、鹿児島への貨物列車を通すため電化設備はJR時代のままとなっている。第三セクター鉄道としては日本第二位の116.9kmという距離も特徴だ。
列車は川内駅から北上してゆく。九州新幹線と別れ薩摩高城からは東シナ海に沿って走る。南国らしくフェニックスの木なども見える。阿久根からは内陸に入り春の穏やかな風景の中を快走する。野田郷駅ではED76牽引の貨物列車と交換する。車両基地にたむろする気動車群を見れば九州新幹線と接続する出水駅。ここで13分停車する。新水俣駅で再び九州新幹線と接続。かつての初野信号場は一気に新幹線停車駅に変貌している。津奈木太郎・佐敷太郎の峠を越え、たのうら御立岬公園駅を出るとトンネルを抜け八代海の海岸線へ。天草を遠望しつつ走る。日奈久温泉を過ぎ球磨川を渡れば肥薩線もやってくる八代駅に到着する。
■撮影日
2014年4月8日 快晴
■乗車区間
川内~八代
■列車番号
普通 6122D
■時刻
川内 10:21→八代 13:01
■乗車車両
HSOR-100形113
●音声・映像を修正している箇所があります。
●逆光時やトンネルなどにより見づらいと感じる箇所があります。
●出水駅及び上田浦駅において停車中の映像を一部カットしております。ご了承願います。
肥薩おれんじ鉄道株式会社商品化許諾済