秋の三陸鉄道 全線往復
先の震災から5年、今も復興に向けて変わり続ける沿線の展望を、紅葉の美しい晴れやかな秋空の下ハイビジョンで撮影。三陸海岸を駆け抜ける北と南のリアス線全線往復を収録した完全版。
国鉄久慈線・宮古線・盛線を転換し、未開業区間を開通させて誕生した第三セクター三陸鉄道。路線は宮古~久慈の北リアス線と盛~釜石の南リアス線がある。南北で様相が異なる風景、美しい紅葉、三陸海岸の景色、着実に復旧しつつある沿線の様子を見ることができる。
久慈から乗車する車両は36-207のワンマンカー。晴れやかな空のもと、久慈を出発した列車は、秋の紅葉に包まれながら険しい三陸海岸の道のりを進み終点の宮古へ。三陸鉄道で一番高い橋梁である安家川橋梁や撮影スポットで有名な大沢橋梁では、広大で美しい太平洋を一望できる。震災後の新しい駅舎やレールなど、移り行く沿線を眺めつつ列車は宮古へ到着。折り返し久慈を目指す。
■撮影日
2015年11月5日 晴れ
■乗車列車
108D 久慈発宮古行 36-207
111D 宮古発久慈行 36-207
釜石を出発する車両は36-105。震災時にトンネル内で無事だった「奇跡の車両」だ。秋の紅葉を楽しみながら列車は南下。三陸駅ではホーム一面に干し柿が吊るされ、路線ならではのあたたかみも。恋し浜では3分の停車。景色やホームの観光、写真撮影など乗客へのサービスも行われる。列車は山間に入り、いくつものトンネルを抜けると終点の盛へ到着。復路はクウェートからの復興支援金を活用し導入された36形700番台の2両編成に乗車。
■撮影日
2015年11月6日 晴れのち曇り
■乗車列車
206D 釜石発盛行 36-105
209D 盛発釜石行 36-701(釜石方)+36-702(盛方)
■映像特典
①車両形式紹介 36形200番台【4分/Disc1】・36形700番台【4分/Disc2】
②三陸鉄道ドキュメント~震災前から部分復旧まで~【32分/Disc2】
貴重なアーカイブ映像とともに三陸鉄道の感動の軌跡を収録
※映像・音声を修正している箇所があります。逆光時など見づらいと感じる箇所があります。ノーカット展望作品ではありません。
三陸鉄道株式会社商品化許諾済