ザッツ紀勢本線

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品番:DW-4854 本体価格3,500円+税

ドルビーデジタル 93分

2016年3月21日発売

 

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 初の振り子式電車として、紀勢本線電化の1978年以来37年にわたって活躍を続けてきた381系と、北陸本線683系から転身した289系。特急「くろしお」を軸に、紀勢本線(きのくに線)和歌山市−新宮間の路線・駅・車両を、新旧交代が行われた2015年10月を挟む前後の期間に撮影された走行映像で紹介する。283系・287系も含めた特急形車両に加え、一般形車両105系・113系・117系・223系・225系の姿も織り交ぜながら、風光明媚な紀州路の鉄道風景を辿る。

 

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■和歌山市→和歌山

南海電気鉄道との共同使用駅・和歌山市と和歌山の間を、2連の105系が折り返し運用される。

 

■和歌山→御坊1

阪和線・和歌山線と接続する和歌山駅をあとに、381系の新宮行き上り特急「くろしお」が出発。この他にも各形式による「くろしお」が「きのくに線」とも呼ばれる紀勢本線を南下する。

 

■381系

2015年10月に紀勢本線から引退。クロ380形「パノラマグリーン車」や4号車の「パンダシート」など車内や走行映像を紹介する。また山陰本線・福知山線・伯備線で活躍する381系の映像も収録。

 

■和歌山→御坊2

この区間の普通列車には主に吹田総合車両所日根野支所に所属する223系と225系が活躍。海南始発新大阪行特急「くろしお」は引退までの7か月間だけ381系が運用された。

 

■283系

1996年に「スーパーくろしお(オーシャンアロー)」の列車名でデビューした、JR西日本が製造した唯一の振り子式電車。翌年から2012年までは車両の愛称と同じ列車名「オーシャンアロー」を名乗った。クロ283形パノラマグリーン車など車内や走行映像を紹介。

 

■和歌山→御坊3

引退した381系に代わって、北陸本線の特急「しらさぎ」用683系から、直流化改造を受けて誕生した289系が運用を開始。

 

■御坊→白浜

普通列車は日中、クモハ113・112形2000番代が2連で活躍。朝と夜の一部列車には、かつて東海道・山陽本線の新快速でデビューした117系4連の姿も。紀伊田辺以南は105系2連の独壇場となる。「くろしお」の約半数が始発・終着駅とし、一部では編成の増解結が行われる白浜駅の留置線には、白浜以北限定運用の289系はじめ各特急形車両が待機する。

 

■白浜→串本

381系引退後は、それまで白浜駅までの限定運用だった287系が、これに代わって新宮駅まで運転区間を延伸。双子山信号場では、287系同士の交換も行われる。風光明媚な枯木灘や、世界遺産・熊野古道を横目に、381系・283系や105系の走行映像が綴られる。

 

■串本→紀伊勝浦

沿線有数の絶景ポイント・橋杭岩や古座川・古座海岸、浦神湾など、紀勢本線らしい車窓風景が次々と展開。紀伊勝浦駅にはJR東海から1日3往復の特急「(ワイドビュー)南紀」が乗り入れる。

 

■紀伊勝浦→新宮

新宮鉄道が大正時代の1913年に全通させたこの区間は、海岸に張り付くように線路が敷かれた箇所も多く、急カーブが連続する。2014年には団体ツアー列車として、「トワイライトエクスプレス」の編成も入線。新宮駅では、381系「くろしお」の発着や本線を使って行われる入換え風景を収録。

 

 

ナレーター : 羽川英樹

構成 : 伊原薫

監修 : 山邊誠

演出 : 宮地正幸

制作 : 株式会社動輪堂

 

JR東海承認済/JR西日本商品化許諾済