ザッツ阪和線

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品番:DW-4856 本体価格3,500円+税

ドルビーデジタル 91分

2016年4月21日発売

 

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 国鉄時代から通勤路線として発展する一方で、大阪と南紀方面とを結ぶメインルートとしての役割を担ってきた阪和線。関西空港線開業後は、281系特急「はるか」や223系・225系「関空快速」が運転される空港アクセス路線ともなった。2015年に引退した381系や新登場の289系など様々な車両の特急「くろしお」。大阪・和歌山間の都市間輸送を担う紀州路快速。そして103系・205系が姿を見せる普通列車。多様な車両たちが織りなす阪和線・関西空港線の鉄道風景を、撮りおろし走行映像で紹介する。

 

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■新大阪→天王寺

特急「くろしお」と「はるか」は梅田貨物線・大阪環状線を経由して、関西本線・大阪環状線の列車も発着する天王寺駅の掘割部に到着。連絡線を通って阪和線に進入する。阪和線専用の地上ホームは発祥の阪和電気鉄道時代からの頭端式。

 

■天王寺→杉本町

戦前に建設された天王寺からの高架橋は、2006年に杉本町駅付近まで延伸。それに伴い列車の待避は長居駅に代わって鶴ケ丘駅で行われるようになった。阪和線の普通列車には様々なタイプの103系・205系が使用される。杉本町駅構内から、2009年に廃止された阪和貨物線の廃線跡が続く。

 

■杉本町→鳳

鳳駅は阪和線の運転上の要衝で、デイタイムの天王寺発の普通列車は当駅止まりとなる。駅の南側には吹田総合車両所日根野支所鳳派出所が設置されている。

 

■羽衣線

鳳駅から阪和線の支線が分岐。通称・羽衣線と呼ばれ、東羽衣までの1駅・1.7kmの区間をワンマン改造された3両編成の103系が往復する。

 

■鳳→和泉府中

富木(とのき)・北信太(きたしのだ)・信太山(しのだやま)と難読駅が連続。阪和電気鉄道開業当時の終着駅だった和泉府中駅は快速停車で、緩急接続が行われる。

 

■和泉府中→日根野

高架化工事中の下松−東貝塚間。下り線は2015年に完成し、東岸和田駅では高架ホームを使用する。同駅や東佐野駅などでは阪和電気鉄道時代からの駅舎が見られる。関西空港線の開業で要衝となった日根野駅では、「関空快速」「紀州路快速」が分割・併合を行う。

 

■関西空港線

関西国際空港が開港した1994年に開業。りんくうタウン−関西空港間は、第三セクターの関西空港鉄道が施設を保有し、JR西日本と南海はその施設を借りて同じ複線の線路を共用する。南海の駅と並列に設置された関西空港駅は空港第1ターミナルに直結。

 

■吹田総合車両所 日根野支所/281系

281系の形式紹介。屋根上にはJRマーク、6号車・クハ281形には現在は使用停止となった荷物スペースが残る。

 

■日根野→和歌山

日根野で単独編成となった「紀州路快速」のほとんどがこの区間の各駅に停車。桜の名所・山中渓駅を過ぎると和歌山県に入る。紀伊中ノ島駅にはかつて立体交差していた和歌山線旧線のホームと線路跡が残る。

 

■和歌山

阪和線と「紀州路快速」の終点。紀勢本線や和歌山線の列車と接続する。

 

 

ナレーター : 羽川英樹

構成 : 伊原薫

監修 : 山邊誠

演出 : 宮地正幸

制作 : 株式会社動輪堂

 

JR西日本商品化許諾済