京急電鉄プロファイル 〜京浜急行電鉄全線87.0km〜

dw4045.jpg

 

 

 

 

 

direct_bn.jpg

品番:DW-4045 本体価格4,200円+税

ドルビーデジタル 119分

2016年12月21日発売

 

ブルーレイ版はこちら

 

 

 東京から川崎・横浜・横須賀を経て三浦半島に至る本線、羽田空港への主要アクセス路線に成長した空港線をはじめ、大師線、逗子線、久里浜線の5路線、計87.0㎞を、撮りおろし走行映像に空撮・駅撮を交えながら、主な駅・施設・車両とともに紹介する。

 

vb6126_dw4045_web02.jpg

■本線 泉岳寺ー京急蒲田

都営地下鉄浅草線との共同使用駅・泉岳寺駅を出発すると、列車は地下線から高架線へと駆け上がり、京急本線のターミナルとして機能する品川駅に到着。当駅始発・終着を含めた大部分の列車は相対式の1・2番線を使用するが、座席定員制の「ウィング号」は頭端式の3番線から発車する。「八ツ山橋」を渡ると間もなく高架区間に入り、やがて2層式の京急蒲田駅へ。各階1面3線が設置されるホームで、当駅を通過するエアポート快特、スイッチバックするエアポート急行、切り欠きホームを使用する当駅止まり・始発の普通など、各列車を紹介。

 

■空港線

1998年に2代目羽田空港駅として現在の羽田空港国内線ターミナル駅が開業して以来、京急による空港アクセス輸送は急増。エアポート快特・快特の大部分は、京成電鉄・北総鉄道など、乗入れ先の車両が使用される。

 

■本線 京急蒲田ー京急川崎

全長550mの六郷川橋梁で多摩川を渡り、高架上の本線ホームと地上の大師線ホームからなる京急川崎駅に到着。

 

■大師線

大師電気鉄道の手で開業した京急発祥の路線。一部区間はかつて、国鉄と直通して貨物輸送を行うため、3線軌条となっていた。産業道路駅から先は、地下化工事の進捗に伴い単線となった。

 

■本線 京急川崎ー金沢八景

神奈川新町駅付近では、車両基地から出入りする車両が本線上を錯綜。乗降数が京急最多の横浜駅を出発すると、間もなく高架線上の平沼駅跡を通過する。緩急接続を行う上大岡駅を経て到着する金沢文庫駅は、品川―金沢文庫間に限り運転される12連の列車の増解結作業を行う拠点駅。車両基地が設置された金沢文庫―金沢八景間は、京急唯一の複々線区間となっている。

 

■逗子線

金沢八景―神武寺間は総合車両製作所から狭軌の車両を搬出するため3線軌条区間に。途中の六浦駅には、共用するレールを外側から内側に振替えるための特殊なポイントを設置。

 

■本線 金沢八景ー浦賀

三浦半島の険しい地形を縫う多数のトンネルを通過し、横須賀中央駅に到達する本線。平日朝に上り2本のみ、座席定員制の「モーニング・ウィング号」が運転される。久里浜線が分岐する堀ノ内駅から先は、朝の時間帯の特急以外は普通のみの区間。

 

■久里浜線

優等列車のほとんどが本線から直通。線内は各駅に停車する。北久里浜―京急久里浜間の車両管理区には600形・新1000形・1500形・2100形の4形式280両が配置。隣接する京急ファインテック久里浜事業所では、重要部検査や全般検査などが行われる。京急久里浜駅以南は一部が単線で、1963年以降順次延伸し、1975年に三崎口駅まで開業した。

 

 

 

ナレーター:羽川英樹 演出:宮地正幸 制作:株式会社動輪堂

 

©KEIKYU