よみがえる20世紀の列車たち9 私鉄Ⅰ 首都圏篇

よみがえる20世紀の列車たち9 私鉄Ⅰ 首都圏篇

 

 

 

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品番:DR-3909 本体価格4,000円+税

ドルビーデジタル 70分

2018年9月21日発売

 

ステレオサウンドとともによみがえる
1990年代首都圏の私鉄
京成・東武・京王・東急・京急・相鉄・小田急の車両たち

戦後の高度経済成長期の通勤輸送や観光輸送を支えた車両たちが、次々と引退してゆく時期。次世代の車両たちとともに活躍を続けるもの、ローカル輸送に転身するもの、静かに身を引こうとするものなど、様々な状況で走り続ける姿を追う(1991年〜1995年撮影)

京成電鉄 1992年当時、「赤電」と呼ばれた京成の地下鉄乗入れ対応車は、全身がファイアオレンジ。しかし3200形の一部は、翌年から実施される全面的な塗装変更に向けて、試験的に様々な塗装が施されていた。後に京成の一部となる千葉急行電鉄にリースされた、京急の旧1000形は、青い車体となって京成線にも姿を見せた。
東武鉄道 現在も活躍を続ける車両が多く見られる中、伊勢崎線準急には8000型未更新車の姿も。100系「スペーシア」が日光・鬼怒川方面の特急に投入される一方、急行「りょうもう」には専用の1800系が運用されていた。
京王帝都電鉄 京王線では低運転台にパノラミックウィンドウの初代5000系や、8両編成の一部が都営新宿線乗入れ用となった6000系が活躍。井の頭線は、前面がパステルカラーの3000系で占められていた。
東京急行電鉄 8000系が多数運用される東横線。8590系や9000系は急行を中心に使用された。新玉川線の終点で田園都市線の起点だった二子玉川園駅は、二子玉川駅となった現在とは線路配置も異なっていた。蒲田駅では目蒲線の7200系、池上線の7600系が発着した。
京浜急行電鉄 京急初の4扉車700形が本線と大師線で運用され、本線では2扉クロスシート車2000形が快速特急に活躍。旧1000形が京成直通列車に使用される一方、京成車・都営車が京急川崎駅折り返しの急行に従事した。
相模鉄道 大手私鉄の仲間入りした1990年に登場し、左右非対称の前面デザインで従来の相鉄のイメージを覆した8000系と、それに続く9000系が10両編成で勢力を伸ばす。一方で、7000系をはじめとする相鉄を代表するデザインの車両たちも、特有の幅広車体で8両編成の新6000系とともに輸送を担った。
小田急電鉄 典型的な小田急の前面デザインの2600形・4000形・5000形・5200形が通勤用に運用される小田原線。特急には歴代のロマンスカー3100形NSE・7000形LSE・10000形HiSEが活躍する。新たに20000形RSEがデビューする一方で、初代3000形SEは第一線を退いた。
ナレーター 羽川 英樹
撮影・監修 奥井 宗夫
監修 山邊 誠
構成・演出 宮地 正幸
制作 株式会社 動輪堂
販売元 ビコム株式会社
奥井宗夫氏 略歴 三重県松阪市在住。昭和11(1936)年生まれ。23歳で8ミリカメラを手にして以来、青果業を営むかたわら、鉄道車両を追って日本各地を行脚。1990年代にはビデオカメラに持ち替え、撮影歴は半世紀を優に越える。松阪レールクラブ会員。
許諾 京王電鉄商品化許諾済/東京急行電鉄商品化許諾済