よみがえる20世紀の列車たち10 私鉄Ⅱ 名鉄篇

よみがえる20世紀の列車たち10 私鉄Ⅱ 名鉄篇

 

 

 

direct_bn.jpg

品番:DR-3910 本体価格4,000円+税

ドルビーデジタル 70分

2019年1月21日発売

 

ステレオサウンドとともによみがえる1990年代の名古屋鉄道、パノラマカーなどの名車両 廃止路線と失われた鉄道風景

高度経済成長期から活躍を続けた名車両と1990年代に登場した新世代の車両たちが共に活躍し、戦前からの古豪車両も運用を続けていた百花繚乱の時代。やがて廃止への運命を辿る岐阜周辺の各線でも新旧の車両たちの競演が見られた。(1992年〜1994年撮影)

名古屋本線 7000系パノラマカー「白帯車」、7500系パノラマカーは、急行や普通でも運用。後継車両1000系パノラマsuperは全車指定席の4両固定編成で特急に使用された。8800系パノラマDXや特急「北アルプス」用のキハ8500系が間合い運用で名鉄線内の特急に活躍する姿も見られた。
犬山線(犬山橋) 犬山線犬山遊園駅-新鵜沼駅間に架かる鉄道道路併用橋の犬山橋を、ミュージックホーンを鳴らしながら走るパノラマカーなど様々な列車たちが通過する。橋の北側で連絡線に入って高山本線に直通する特急「北アルプス」、1000系のラッピングトレイン「ブルーライナー」も通過。犬山遊園駅にはモンキーパークモノレール線のMRM100・MRM200形も発着した。
広見線・八百津線 犬山線・小牧線・広見線が接続する名鉄屈指のジャンクション・犬山駅。三河線直通・豊田市行き特急や広見線普通など様々な運用に入るパノラマカーのほか、モ800形・3730系・5500系などが発着する。広見線では「いもむし」3400系が活躍。明智駅にはコスト削減のために広見線・八百津線に導入されたレールバス・キハ10形が姿を見せた。3400系は「エバーグリーン賞」受賞を機に、スカーレットから緑の濃淡に復元された。
田神線・美濃町線 各務原線新岐阜駅から田神線・美濃町線に直通する複電圧車・モ880形や、札幌市電から移籍したモ870形など連接車が活躍。美濃町線では、新岐阜駅発と徹明町駅発の列車の続行運転が行われた。
岐阜市内線・揖斐線・谷汲線 岐阜市内線と揖斐線を直通する急行は、1926年製のモ510形2両編成で運転。モ770形も使用され、ラッピングトレイン「ブルーライナーmini」も登場した。モ700形・モ750形・ク2320形は揖斐線・谷汲線の線内運用に徹した。
ナレーター 羽川 英樹
撮影・監修 奥井 宗夫
監修 山邊 誠
構成・演出 宮地 正幸
制作 株式会社 動輪堂
販売元 ビコム株式会社
奥井宗夫氏 略歴 三重県松阪市在住。昭和11(1936)年生まれ。23歳で8ミリカメラを手にして以来、青果業を営むかたわら、鉄道車両を追って日本各地を行脚。1990年代にはビデオカメラに持ち替え、撮影歴は半世紀を優に越える。松阪レールクラブ会員。
許諾 名古屋鉄道商品化許諾済