よみがえる20世紀の列車たち12 私鉄Ⅳ 関西・中国・四国篇

よみがえる20世紀の列車たち12 私鉄Ⅳ 関西・中国・四国篇

 

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品番:DR-3912 本体価格4,000円+税

ドルビーデジタル 70分

2019年4月21日発売

 

ステレオサウンドとともによみがえる
関西・中国・四国の私鉄
1990年代の南海・京阪・一畑・伊予鉄・琴電の車両たち

激変の1990年代。大手私鉄では、現在に通じるデザインへと車両たちが装いを新たにしつつあり、また、間も無く消えようとする昭和からの鉄道風景が辛うじて維持される場所もあった。一方、中小私鉄では高性能車両が続々と入線。間も無く淘汰されようとする旧い車両たちとの束の間の競演を見せていた。(1993年〜1995年撮影)

南海電気鉄道 関西国際空港開港を見据えた新しいCI戦略に基づいた車体カラーが採用され、11000系を使用した高野線の特急「りんかん」がデビュー。21000系「ズームカー」もこのカラーへの変更が進められた。貴志川線では引退間近の1201系が最後の走りを見せていた。
京阪電気鉄道 京阪本線では8000系とともに3000系が特急に活躍。京津線では、80型が普通に、600形と700形が準急に運用され、三条通の併用軌道区間を行き交った。
一畑電気鉄道 元京王帝都電鉄5000系が一畑初の冷房車2100系として入線。吊掛式のモーター音を高らかに響かせていた西武鉄道出身の70系・80系などは、これに代わって間もなく引退することとなった。
伊予鉄道 元京王帝都電鉄5000系が700系として入線。元京王2010系の800系とともに郊外線の輸送を担う。大手町付近の松山市内線との平面交差では、独特の走行音を上げながらダイヤモンドクロスを通過する。
高松琴平電気鉄道 昭和初期に製造された自社車両や、他社より譲渡されてから自社車両同様に永年地域の足として活躍した車両、そして各地から近年新たに入線した車両が集結。元京急・名鉄・阪神などの車両たちの併結の様々なバリエーションも見られ、車両の種類の豊富さと言う点で最盛期とも言うべき時代を迎えていた。
ナレーター 羽川 英樹
撮影・監修 奥井 宗夫
監修 山邊 誠
構成・演出 宮地 正幸
制作 株式会社 動輪堂
販売元 ビコム株式会社
奥井宗夫氏 略歴 三重県松阪市在住。昭和11(1936)年生まれ。23歳で8ミリカメラを手にして以来、青果業を営むかたわら、鉄道車両を追って日本各地を行脚。1990年代にはビデオカメラに持ち替え、撮影歴は半世紀を優に越える。松阪レールクラブ会員。
許諾 南海電気鉄道商品化許諾済
一畑電車商品化許諾済