よみがえる20世紀の列車たち15 私鉄Ⅶ 近鉄篇3

よみがえる20世紀の列車たち15 私鉄Ⅶ 近鉄篇3

 

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品番:DR-3915 本体価格4,000円+税

ドルビーデジタル 70分

2019年11月21日発売

 

ステレオサウンドとともによみがえる1990年代の近鉄篇最終章かつての狭軌・特殊狭軌路線と鮮魚列車・団体専用車

 当時近鉄の路線だった狭軌の伊賀線・養老線では若い世代の車両が他の路線から入線し近代化が進展。特殊狭軌線(ナローゲージ)の北勢線でも旧型車両が姿を消す。近鉄ならではの鮮魚列車や団体専用車両も紹介。(1991年〜1994年撮影)

伊賀線 生駒線・田原本線から820系が狭軌化され、860系として入線。また、かつての奈良線特急車800系も一部が狭軌化、2両編成に改造され、880系として活躍していた。
鮮魚列車 1480系から改造された1481系が、2代目鮮魚列車専用車として、朝は宇治山田発上本町行上り列車、夕方は上本町発松坂行下り列車として運転。時に2610系が代走に入った。
北勢線 三重交通時代からの車両であるク130形や連接車200系などと編成を組む270系は、マルーン1色から新塗装への変更が進められていた。1992年夏、1931年生まれの古豪220系が引退の時を迎えた。
団体専用車 1989年、元京伊特急用18200系が「あおぞらⅡ」として、20100系「あおぞら」から団体専用車の任を引き継ぐ。翌1990年には、先頭車は2階建て、中間車はハイデッカーの新しい団体専用車20000系「楽」も登場した。
養老線 狭軌時代から名古屋線の特急車として活躍した6421系・6431系が、再び狭軌用に改造・改番された420系・430系や、やはり元名古屋線の通勤形6441系が440系となって2〜3両編成で走る姿が見られた。1992年、名古屋線・南大阪線から移籍した養老線初の高性能車600系・610系・620系が登場。旧型車は置き換えられることになり、1994年7月、430系のさよなら運転が行われた。
ナレーター 羽川 英樹
撮影・監修 奥井 宗夫
監修 山邊 誠
構成・演出 宮地 正幸
制作 株式会社 動輪堂
販売元 ビコム株式会社
奥井宗夫氏 略歴 三重県松阪市在住。昭和11(1936)年生まれ。23歳で8ミリカメラを手にして以来、青果業を営むかたわら、鉄道車両を追って日本各地を行脚。1990年代にはビデオカメラに持ち替え、撮影歴は半世紀を優に越える。松阪レールクラブ会員。