よみがえる総天然色の列車たち第2章(12)

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ローカル私鉄・西日本篇 奥井宗夫8ミリフィルム作品集

品番: DR-4172 本体価格3,800円+税

ドルビーデジタル 80分

2013年3月21日発売

 

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近畿・中国・四国・九州各地14社の懐かしき車両たちが、失われた鉄道風景とともに鮮やかによみがえる。(昭和45年~昭和53年撮影)

 

 

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京福電気鉄道

分社化以前の叡山本線と鞍馬線を収録。トロリーポールから集電を行った日本最後の路線で、元田中では京都市電との平面交差も。

 

野上電気鉄道

阪急の前身・箕面有馬電気軌道開業と同時に1形として登場した、明治43年製のモハ20形23号は、平成6年の廃止まで活躍。

 

水間鉄道

ナニワ工機製マルーン車体のモハ250形や元南海モハ1251形などが登場。

 

別府鉄道

国鉄高砂線と接続する野口線と、日本最後のダブルルーフ・オープンデッキの2軸単車となった、ハフ7連結の混合列車が走る土山線。ともに昭和59年に姿を消した。

 

井笠鉄道

昭和46年廃止のナローゲージ路線。ホジ1形などのディーゼルカーが2軸単車を牽引して運行した。

 

下津井電鉄

中国・四国・九州最後のナローゲージ路線のうち、昭和47年に廃止された茶屋町―児島間の映像を収録。

 

高松琴平電気鉄道

元名鉄3700系などが発着する主要駅・瓦町を経て長尾線へ。主力は「喫茶店のドア」元阪神881形。

 

土佐電気鉄道

昭和49年に廃止された唯一の鉄道線・安芸線。阪神出身の高床車・モハ5000形と、軌道線から直通する低床車・600形が、高低2段のプラーットホームを使い分ける。

 

伊予鉄道

「坊っちゃん」に登場した「マッチ箱の汽車」のモデルで、2か所で軌道線と平面交差する高浜線をはじめ、城北線・横河原線・郡中線の鉄道線全路線が登場。

 

広島電鉄

唯一の鉄道線である宮島線には元阪急500形の1070形など専用車両が活躍。市内線直通は2000形単行や2500形連接車で運転。

 

一畑電気鉄道

近年、映画にも登場したデハニ50形や、その改造車デハ20形など手動扉車のほか、元西武200形の60系による特急の姿も。

 

筑豊電気鉄道

全列車が、直通運転を行う西鉄北九州線の車両で運転。

 

島原鉄道

国鉄乗入れにも使用されるキハ55形・キハ26形が主力。今はなき加津佐駅を出発した急行が、諫早駅で「出島」に併結され博多まで直通する。

 

鹿児島交通

戦前の国鉄キハ07形がモデルのキハ100形は、昭和27年に時代遅れの流線形スタイルで登場。昭和58年の廃止まで枕崎線ひとすじに働き続けた。

 

ナレーター : 子守康範

撮影・監修 : 奥井宗夫

監修 : 宮澤孝一 山邊誠
構成・演出 : 宮地正幸

 

 

【奥井宗夫氏  略歴】
三重県松阪市在住。昭和11(1936)年生まれ。23歳で8ミリカメラを手にして以来、鉄道車両を追って日本各地を行脚。青果業を営むかたわら、四半世紀以上にわたって撮り集めたカラーフィルムは約280本にもおよぶ。松阪レールクラブ会員。

 

制作:株式会社 動輪堂